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モダン・タイムスの遊のレビュー・感想・評価

モダン・タイムス(1936年製作の映画)
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チャップリンは何作観てもNHKのコント番組みたいに見えて映画としては好きになれないけど、ラスト前の即興ミュージカルは流石にアガった トーキーが発明されてもなおサイレントをつくり続けたチャップリンによる、満を持しての「お楽しみはこれからだ!」という感じがした

ベルトコンベアや歯車というザ・資本主義社会の労働という表象はもはやこの映画のイメージで刷り込まれてるよな

機械による人間疎外を誰しも笑えるギャグパートに仕立て上げた最初の20分は本当にすごいと思ったけど、それ以降はなんか思ったよりいつものチャップリンの「こんな無能でおっちょこちょいなおじさんのボクに、なぜか笑顔がステキで明るく活発な若い女の子が近づいてきてくれて...どうしよ、アワアワしちゃうけどめちゃハッピー//」な話でちょいキツ
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