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モダン・タイムスのmasahitotenmaのレビュー・感想・評価

モダン・タイムス(1936年製作の映画)
4.0
「街の灯」に次ぐチャールズ・チャップリン監督、脚本、主演作。
浮浪紳士"リトル トランプ"が登場する最後の作品で、失業、貧困などの社会問題を扱い、工場の機械に支配される現代文明を批判している。
原題:Modern Times(1936)

チャーリーは大きな製鉄工場の工員だが、機械の歯車のように働かされている。非人間的なネジ回しの単純作業を繰り返し、実験台にもされ、とうとう気が変になって乱暴を働き、病院へ入れられる。
回復して退院するが、工場はクビ。
ある日、飢えてパンを盗んだ少女(ポーレット・ゴダード)を助け、浮浪者同士2人だけの慎ましい愛の生活を始める…。

トーキー嫌いのチャップリンが、この映画で初めてスクリーンに声を入れました。「ティティナ、ティティナ」をパントマイムで歌うシーンだが、イタリア語の響きを持つ、世界のどこにもない言葉で、トーキーに対する皮肉を込めた。

"What's the use of trying?"
努力しても むだよ

"Buck up-never say die.we'll get along!"
元気を出せ 諦めるな 2人ならできる!

ラストは、後ろ姿に希望を託します。
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