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大殺陣 雄呂血の書庫番のレビュー・感想・評価

大殺陣 雄呂血(1966年製作の映画)
3.5
2020年4月29日 Amazon prime video(シネマコレクション by KADOKAWA)にて鑑賞。

ある事件を切っ掛けに取り潰しの危機に直面した小藩を救う為に、無実の罪を被って出奔を命ぜられた若き師範代。
苦難の末に帰参が叶う1年後に約束の地を訪れた彼を待っていたのは、頼りの用人の急死と、同僚の裏切りという絶望であった…。

『座頭市』シリーズの田中徳三監督と市川雷蔵がタッグを組んだ時代劇。
これでもかと言わんばかりに主人公とその愛する者に降り掛かる苦難と絶望。
これが見応え満点の最後の大殺陣へと繋がり、観る者はカタルシスを得る事となる。
とは言え、一人対二百人であの結果はねぇ…。
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