梅田慶吉の原作を高橋二三が脚色、春原政久が監督したコメディ。髭だけは立派な益田喜頓、三人娘を心配するが、小遣いを貰って暮らしているので、説教など聞いてくれない。そこで仕事に就こうとする。軍隊で部下だった男が社長を務める製薬会社の守衛に。立派な髭がポスターに使われ、人気者になる。少し家庭での発言力が増し、三人娘の結婚に反対する。家出する三人娘。そこで髭を…。ハナシの面白さが掴めないまま終わった。髭で人気が出るというのに無理がある。