Tai

ジュブナイルのTaiのレビュー・感想・評価

ジュブナイル(2000年製作の映画)
4.5
テトラ、ユウスケ二、アッタ!

20年前の山崎貴監督作品。
これがデビュー作だったんですね!当時の私は中学生でしたが劇場で観て大興奮でしたよ!
もう、テトラがかわいくてかわいくて…(о´∀`о)
ロボとの友情、タイムトラベル、宇宙人、少年達の冒険&バトル!まさにオモチャの缶詰状態の作品です◎
また観たくてもレンタル店で見かけないので残念に思ってましたが、今回、まさかの劇場鑑賞できるということで、劇場に感謝です!
神保町シアターさん、ありがとうございます‼︎

少年達が森の中で謎の球体を見つけます。
ハンドボール位のソレからピョコっと大きな目が見え、ちょこんと手が飛び出し言うのです「テトラ、ユウスケニ、アッタ」と。
テトラの大きな目は最初ちょっとファービー的な気味悪さもあったんですけど、動きと話し方に愛嬌がすごいんですよ。
小さな2つのアームでちょこちょこと自らの拡張ボディをDIY!
少ない単語で主人公・祐介のこと大好きアピールもバッチリ!いつしかその瞳も愛嬌の塊に!
今ならCGで作るんですかねー。あのカチャカチャ動く人形感がたまらなくすきなんですよね。

そしてこのお話、当時、都市伝説として広まっていた〝ドラえもん最終回〟に着想を得て作られた作品だそうですね。
あの頃はチェーンメールという形で若者間で出回ってましたね。懐かしー(´∀`)
いくつか出回っていた話の1つに山崎監督が感銘を受け製作されたのだとか。
その都市伝説を考えた方に了解をとっているということで「Director's Thanks」と名前をクレジットし、藤子プロからも了承を得て「For Mr. Fujiko・F・Fujio」と。
この十数年後に本当に『STAND BY ME ドラえもん』を手がけることになるというのは感慨深いものがありますね( ´∀`)b


上映開始まで山下達郎さんの主題歌かけていた劇場の演出に拍手。素晴らしい。わかってらっしゃる。
もう、どっぷりとジュブナイルに浸る時間を取ることができました◎
Tai

Tai