ありんこ

ローズマリーの赤ちゃんのありんこのネタバレレビュー・内容・結末

ローズマリーの赤ちゃん(1968年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

何度か見てるくせに最後まで見たのはこれが初めて。過去何で挫折したのかは覚えてないが。
細くて少女のような体つきの主人公ローズマリー、俳優の夫ガイ、隣人の老夫婦。その老夫婦の養女が、アパートから飛び降り自殺した辺りからジワジワ不気味な空気になっていく。
まあようするにこのアパートは悪魔崇拝の人々の巣窟であり、自分の成功と引き換えに妻を売った夫により、ローズマリーは悪魔の子を宿してしまうという、なかなかにゲスな話だった。生まれた赤子の顔を見せることなく、それを見たローズマリーの表情で想像させる演出がいい。

舞台となったアパートといい、ミア・ファローの60年代ファッションといい、ホラーというよりオシャレな映画だなと思う。
ありんこ

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