オトマイム

ローズマリーの赤ちゃんのオトマイムのレビュー・感想・評価

ローズマリーの赤ちゃん(1968年製作の映画)
4.0
1968年の作品だけれど、今みても古くささを感じない。衝撃的な映像があるわけではない、むしろ見せないことでじわじわと怖さを増大させる。そしてコメダの音楽が、恐怖感と品格をアップさせている。

目の下にクマを作り、だんだん痩せ衰えていくミア・ファローの繊細な演技が圧巻。
身内や親しくしている人が実は悪魔のしもべだなんて、怖すぎるよ…

本作はオカルトブームの先駆けとなった作品とのこと。『オーメン』(1976)の雰囲気を感じさせたが、ローズマリーの方が先だったんですね。