NAGISA なぎさの牧史郎のレビュー・感想・評価

バリバリの平成の江ノ島なのに懐メロを流すだけで堂々と昭和と言い切るパワーが最高。ファミマ映っちゃってるしね。笑

リアルタイムで見ていたらそこが引っかかってしまったかもしれないけど、今となってはそこも含めて味になっているような。

なんといっても瑞々しく、ベルイマンの『夏の遊び』やロメール、ロジエのような気分を醸し出しつつ、でもやっぱり日本映画！っていう質感があるので、たまらない。

主人公は神がかって瑞々しいが、海の家のお母さんも何だかたまらない。