NAGISA なぎさの作品情報・感想・評価

「NAGISA なぎさ」に投稿された感想・評価

Jem

Jemの感想・評価

4.5
夏休みが終わって一肌むけて大人になってる人の映画。12歳の少女のひと夏の思い出。

金持ちへの嫉妬心。イケてる不良への憧れ。ファーストキス。ザ・ピーナッツの「恋のバカンス」等の昭和歌謡、レコードプレイヤーにフエラムネ。世代じゃないのに感じる懐かしさとときめき。いつの時代も青春って素晴らしい!

「ホントのキスじゃないよ、映画のキスだからね」
日本の青春映画らしくない、ほんのりとした色気が香る。日活ロマンポルノの映画監督ならではの味つけ。真夏の江の島と太陽のまぶしさ、夜の浜辺のダンスホール。背伸びしたい年頃の少女が触れる大人の世界。
思春期のいろいろな感情を思い出させてくれる瑞々しさがすごい
キスのシーンのあの瞬間が、これぞ映画だと思わせてくれる
江ノ島を望む湘南鵠沼海岸。海の家が乱立し、スピーカーからは大音響で歌謡曲が流れ、若者や親子連れの海水浴客で芋の子を洗うような雑踏。かたや、三方を岩山に囲まれた、地元住民も近づかないような、静かで秘密めいた小さな湾の海岸。――この映画は、1964年頃の湘南。江ノ島にある家と、この二つの渚をつなぐ三角形の中で、12歳の少女、なぎさが体験するひと夏の物語です。

同級生との平凡なつきあいや、毎日変わらない母親との生活に飽き始める少女。お金持ちの美少女への嫉妬と憧れ。避暑に来た少年との出会い(初恋とすら呼べないような!)と初めてのキス。年上の不良娘が誘う大人たちの夏の夜。大人の世界に興味をあるけれど、目下の夢は自分一人で独占使用できるポータブル・レコードプレイヤーの購入……。絵に描いたように過ぎていくなぎさの夏休みは、それをもう二度と体験できないぼくにとっては涙がでるくらい懐かしく、ノスタルジーにあふれるものです。

新たな出会いで始まったなぎさの12歳の夏は、さまざまな別れとともに終わりを告げようとしています。明日からは、また同じような同級生との平凡なつきあいや、母親との変わらぬ生活が始まるのでしょう。「遠く」へ行ってしまった少年との思い出も、いつか忘れてしまうのでしょうか……。

でも、しかし……、寄せては返し、返しては寄せる波に漂って渚に流れ着くガラス片のように、この夏も思い出は、何かの拍子になぎさの心によみがえることでしょう。

思春期映画の名作です。
もう、懐かしくなる。60年代がではなく、小学生の頃が。通知表とかさー、くぅぅぅぅ、って。なぎさが行動する度に子供に戻りたくなったり、初恋にドキドキしたりと楽しかった。

江の島を舞台に12歳の少女なぎさの、ひと夏の出来事を描いた青春ドラマ。漫画原作。

正直、江の島の海は沖縄出身の自分にとっては泳ぎたくないほど汚いと感じるが、この映画を見ていると「あー、海行きてー」と、ザ・ピーナッツ「恋のバカンス」や加山雄三「夜空の星」も加わって誘って来やがるぜ!あ、この2曲を聴いていると「サイコ・ビーチ・パーティ」って映画を思い出して(特に、ビーチで踊っているところ)、同じ2000年公開の映画だけにこの時期は海への誘惑ソングが流行っていたのかな?

役者達のゆるい感じのドラマもクスッと笑えて、別に馬鹿にしているわけではないんだけど、自分はもう大人になってしまったからこう楽しく見れてしまうんだろうなー、と。なぎさが海の家からのバイト代を受け取った時、「え、これだけ!?」って見てて思ったのだけど、なぎさは「ニコっ!」て笑って、うわああああもう俺こんなんで喜べないよ、と。見終わった後、ビールを飲みたくなりました。

久々に、江の島のいきてーなー。平賀さち枝聞きながら、猫とたわむれたい。恋してえなあああああ、おい!
ムチコ

ムチコの感想・評価

4.2
肝心なのは、ときめく、ハート!

なぎさにとってのレイコみたいな役回りにあこがれるのう。
なぎさが2000年の時点で12才なら、私の姉より年下で、私が夏休みを毎日いっしょに過ごした近所のちかちゃんのお姉ちゃんのななちゃんより年上で、舞台は60年代。いろんな時代に思いを馳せるけど、変わらない夏休みの感覚

60年代風の、頭にスカーフ巻いたみたいに見えるカチューシャを、私もサン宝石で買ってここぞという日につけてた、サン宝石を私に教えてくれたのはななちゃんであった
Aika

Aikaの感想・評価

3.6
1960年代の江ノ島が舞台。
12歳の少女渚の忘れられないひと夏の思い出。

少女時代を過ごした年代が違っても、それわかる!! の連続。ノスタルジー全開。
通信簿に海の家、真ん中からヒューヒューなる飴にパチパチ飴。不良への憧れ、初恋そして初めてのキス。

夏に窓を開けたとき、ふわっと抜ける生温い風が感じられるような作品でした。
あの何でもないようで、実は何でも手にできるような気がしていた夏休みが恋しい。

「フレンチカンカン」と同時上映だったことで観ることができた作品。そんな出会いにも感謝。



柄本佑セレクション【どうしようもなく「映画」】にて

270/2016
江ノ島つえ〜!!!!!
性への透徹した視座があるからなのか、ロマンポルノ出身・経験の監督はボーイミーツガール的な成長物語を撮ると凄いですね
めだか

めだかの感想・評価

3.7
主人公から多部未華子イズムが感じられて良かったです
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