ナーガ

ブリットのナーガのレビュー・感想・評価

ブリット(1968年製作の映画)
3.6
ムービープラスで少し前にやってました。

大好きなスティーブ・マックイーンの円熟期の作品です。
ブリットはスティーブ・マックイーンが演じる刑事(警部補?)の名前です。

大昔に観た記憶はあるものの、ストーリーはわかっていませんでした。今回も最初の方ボーッと観てたら大事なところ見逃してて、訳わかんなくて、2回観ました。
でもストーリーはよく分からなくても楽しめます。(笑)
なぜならカーチェイスを楽しむ映画だからです!
カーブの多い山道もよかったけど、なんといってもサンフランシスコの坂の多い街中でのカーチェイスが素晴らしい。
病院や空港での徒歩による追いかけっこも見応えありました。



ちょっと昔の映画やドラマを見ると、電化製品とかが珍しかったり懐かしかったりして楽しいですよね。

この映画では、ファクシミリみたいな機械が出てくるのですが、それが興味深かった。電話の受話器を置いてそこから出てくる音を機械に聴かせて、それを白黒画像にしているようでした。プリントはカーボン紙使っていました。
それと、最初の方で、先が丸くなった棒をコーヒーカップに挿してたシーンがあったけど、あれは、お湯を沸かしてたのじゃないかな、たぶん。コードがついてたから。
あと、そのシーンの少し前、階段の途中にあるレバーをグイと回したら、玄関の鍵がガチャっと開いたのには驚きました。あんなのが既に普通にあったんですね。

それにしてもロバート・ボーンっていつも上院議員ですよね。
最近観た『復活の日』でもそうだったし、『タワーリング・インフェルノ』でも(うろ覚えですが)そうだったような。さすがに『荒野の七人』では違うけど。(笑)


(追加)
コーヒーカップに入れてた棒が気になったので調べたら、今でも売っていました。「携帯湯沸かし器」とか「トラベルコイルヒーター」とか呼ばれてるようです。
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