Satouko

クィーンのSatoukoのネタバレレビュー・内容・結末

クィーン(2006年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

ダイアナ妃の事故死の最中にあるイギリス王室の舞台裏を、エリザベス女王を主演に描いた物語。
ヘレンミレンの強烈な存在感のせいもあってか、エリザベス女王を気高くて伝統的な考えを主張しすぎている人だと思っていたけど、母を亡くした孫のためにマスコミや国民の狂騒から守る姿勢や、1人鹿を見て心を打たれるシーンからエリザベス女王の優しさや人間性を感じた。
大統領や国民の意見を押しのけて自分の意志を貫くのかとも思ったけどそんなことはなく、最後の2人が心を通わせて宮殿の庭を歩くシーンはとても微笑ましかった。
これはエリザベス女王の視点を中心とした映画だから、次はダイアナを観たい。
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