この時代のアメリカ映画のエンターテイメント性を越すことって金輪際不可能なんじゃないかと思わされた。パッケージ化されてない映画でこれほどエキサイティングでヒットさせたのやはりすごい。音楽も圧倒的だよな、BGMを後々に聞こうと思わせる力がある。
そして俳優陣はさておき、製作陣はこの映画作るの楽しかっただろうな。形になってくのがワクワクしただろうな。
エンタメ性の裏には学術的倫理という一貫性を感じる。マルコム博士の「研究一筋で倫理的責任を考えない連中だろ?」という一言がこの映画の全て。そう言った意味で、本来は中高生が大学に行く前に見るべき映画であろう。
ツッコミどころはちょこちょこあるものの、分かりやすくしっかりと見やすく伝わりやすく落とし込んでるのすごいと思うな。