タカナリ

ジュラシック・パークのタカナリのレビュー・感想・評価

ジュラシック・パーク(1993年製作の映画)
3.8
シリーズ第1弾。
現代に恐竜が復活。
大富豪ジョン・ハモンドは、復活した恐竜によるアミューズメントパーク「ジュラシック・パーク」作り上げてしまう。

恐竜の島でのサバイバルが普通に恐いです。生きた恐竜を見た人なんて誰もいないですし、考えてることなんかもわからないわけですからね。
次々と襲い来る未知の生物。予測できない恐竜の行動。
非常に良かったです。

キャラクターは、全体的に女性の方がしっかりしている印象がありました。
アランもティムも、恐竜を見るのに夢中になる傾向があり、ピンチになっても逃げるより好奇心が勝ちます。
アランとハモンドに関しては、新たな発見を見つけたら、生きるか死ぬかの状況でもそっちに目を向け、笑顔にまでなります。
正直「笑ってる場合か!」と呆れてしまいました。
でも、それが研究者なんでしょうね。

中盤に、子供達が乗る車が恐竜に襲われますが、車がひっくり返されるまでアラン達大人は、別の車から傍観しています。
英雄的に恐竜に立ち向かえとは言いませんが、すぐに助けるそぶりは見せてほしかったですね。

同じ研究者でも、エリーは常に危機感を感じていました。
アランと同じく恐竜に興味津々ではあるんですが、危険な状況は理解しているので、新発見に夢中になるなんてことはありません。
目の前の危機に常に目を向けています。
「生きるか死ぬかの時に男も女も関係ない!」
これは非常に気持ち良かったです。
やっぱり女性はいざとなると強いですね。

そして驚いたのがCG。
93年の作品にしては違和感が全然ありません。
本当に恐竜がいるみたいでした。

サミュエル・L・ジャクソンが脇役で出ていたのには結構驚きました。