初めて観たのは、男と女の“くっつく現象”も知らない小さな頃、テレビ放送で。もう何歳だったかも覚えてないけど、悠然と歩くブラキオサウルスを目撃した瞬間の興奮は今でも覚えてる。このVFXは本当に革新的。
テーマ曲も最高。遥か遠く離れた時代に思いを馳せるようなセンチな気分や、ずっと憧れていた浪漫に巡り合う高揚感。そんな感情に訴えかける秀逸なテーマ曲。数あるジョン・ウィリアムズの映画音楽の中でも特に好き。
そして続編を重ねた今改めて見返すと、スピルバーグは恐竜の魅せ方が抜けて上手い。
映画史の中でも重要な一作。あの時のワクワクはたぶん一生忘れないと思う。