りり

お早ようのりりのネタバレレビュー・内容・結末

お早よう(1959年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

子どもがとにかくかわいい。生意気の限りを尽くすのだけど、大人の目線からはフフッと笑ってしまう程度のもの。当時の子どもってもっと厳しくされておとなしくしていたという漠然としたイメージがあったけどまったく違っていた。
長屋でお向かいもお隣もあれだけ密集している住宅事情だと、良いことも煩わしさも今より濃いものだったろうな。そこでは知恵を求められたと思うけどその辺りもユーモラスに描かれている。

この作品を公開当時に映画館で観た人たちが笑い声を上げて、楽しかったなあと思い出しながら帰路に着く様子が見えるようだった。
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