隣り合う家々の区画を行き交う人の構図は美しい発明すぎる。
組みの中の主婦たちの「余計な噂話」は描き方によっては、"性悪い人々"の域を越えられないと思うが、引いた視点が入っていることで、喜劇になる。…
無駄が世界を支える。無駄なシーンが無駄という機能を果たさない。無駄なシーンが面白いのは、小津とタランティーノぐらいだろ。子供目線のアイラブユー。今まで見てきた、小津映画で一番コミカル、だが彼の作る会…
>>続きを読む小津作品のなかでは1番とっつきやすい、観やすい作品なのではないかと思う。
コメディタッチのほのぼのとしたホームドラマでおもしろかった。
子供たちの世界と大人たちの世界がそれぞれ描かれていて、大人たち…
昭和住宅地のご近所さん達によるホームコメディ。
おならに熱心な子供達、おバカすぎて愛おしい。特にあの兄弟のやり取りがとにかく可愛くて面白い。今日から口を聞かない!宣言をしてからの「タンマはありかい…
初小津、強烈なイマジナリーライン、郊外の暮らし、他人が住宅街でもアパートでも関係なくズケズケと閾に入ってくる様子、こんなコミュニティが解体されていくのがもしかしたらテレビやその後のインターネットだっ…
>>続きを読む(C)1959 松竹株式会社