東京物語より、小津安次郎監督の2作目鑑賞。
もっと好きになった。
愛が満ちてる。
お早よう、題名が、なんてことない日常の面白さを切り取る感性が、あたたかくって、ぴりっと、佳い~~
そんな目線で生きて…
【挨拶は社会の潤滑油】
小津安二郎監督の1959年のホームコメディ作品
〈あらすじ〉
東京の郊外にある住宅地の一角に暮らす、さまざまな家族。家庭環境の違いはあっても、彼らは和やかな日々を送ってい…
絵になるカットや構図が沢山あり、映像に見惚れる瞬間が多い。
兄弟や翻訳家のお兄さん、近所のママさんらの台詞回しがとても上手く引き込まれる。クスッと笑えるような返しもあった。
そして、この映画で最も印…
「無駄があるから良いんじゃないかな、世の中。僕はそう思うな」
劇中の「挨拶とか天気の話とかそういう無駄な話ばかりして大切なことは話さない」みたいな発言で、『東京物語』で妻を亡くした笠智衆が静かに発…
今までに観た小津作品と比べるとだいぶコメディ寄り。
大笑いする訳ではないけど、終始ニコニコして観てた。
隣近所という狭〜い範囲のたわいもない話をこんなに楽しい作品にするのは流石。
ほのぼのして…
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