カラーの小津作品も良い。
もしかしたら東京物語より、お早ようの方が入門編として、とっつき易いかもしれない。アイラブユーでコメディしてる。
子どもたちの愛らしさと、佐田啓二(中井貴一の父親)がハンサム…
何気ない日常をこれほどまでに、観客を飽きさせず、面白くすることができる小津安二郎は天才だと思う。
ちょっとずつ起こる人間関係のズレと、淡々とした台詞回しが実に心地よく、現実感がない芝居らしい芝居をし…
2回目。バストリオのトーキョーグッドモーニング以来。
1回目みたときより面白い。傑作すぎる。お早ようの世界は、土手が囲っており、その先の風景は見えない。ほとんど映画セットやトゥーンタウンみたいなも…
『お早よう』は、1959年に公開された小津安二郎監督の作品です。一見すると他愛もない日常を描いたコメディですが、その底流には、子供たちの純粋な反抗を通して、現代社会におけるコミュニケーションの希薄さ…
>>続きを読む一つの平屋団地のなかを人が動き回る
幾何学的な構図のなかで
ここまで空間が立体的に浮かび上がる
ミニチュアのような
めちゃくちゃ喜劇だしな
おなら遊びとか
いつも失敗しちゃう脇役のこうちゃん
杉村…
室内が映ってる時、ドア、引き戸、ふすま、障子、柱、棚、タンス、窓、畳、ととにかく直線だらけなのが良い。
色が綺麗。カラフルでおもちゃみたい。
服装が洋装の人と和装の人が入り混じっててるのが良い。
な…
時には日本人の、特に隣人との距離が近い地域における表面的な人間関係を批判しながら、また時には便利になりすぎた世の中を風刺しながら、結果どれを否定するでもなく
物語の中にはあくまで生活しか描かないスタ…
(C)1959 松竹株式会社