ごりぴー

ナイト ミュージアム2のごりぴーのネタバレレビュー・内容・結末

ナイト ミュージアム2(2009年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

面白いね相変わらず。1と2は優劣つけられない。続編にありがちな欲を出した感もなく、作品と観客を大切にして作ってるのが伝わってくるようで好きです。

ちょっと残念なのは、(話の都合上仕方ないとはいえ)テディやアクメンラーなどの居残り組の出番が少ないことですね。個人的にアクメンラーさんがかなり好きなのでもうちょい見せてほしかった。しかも今作は彼のお兄様が中心人物なので、せっかくなら少しくらい兄弟の絡むシーンがあってもよかったんじゃないかと。
このお兄様がまた良いんですね。悪役なんですが弟にコンプレックスを持ちいじけていてどこか憎めない感じで、本当にキャラ魅せの上手い映画だなーと改めて思いました。
彼に限らずスミソニアンの連中は全体的にプライド高くて扱いにくい印象でした。ヒロインのアメリアも同様です。しかし彼女もまたすごく魅力的。最初は面倒くせえ女だなって感じなんですが、終盤では持ち前の才能を発揮して役に立つし、何より演じているエイミー・アダムスが可愛い。可愛すぎるので前半の面倒くさいパートも余裕で許せる。
好奇心旺盛で怖いもの知らずなアメリアは最後までそのキャラを貫き通しており、別れのシーンでは切なさよりも清々しさを残してくれます。史実と重ね合わされているのもお洒落ですね。

そうそう、携帯を拾った少年はジョセフ・モトローラという名前でしたが、アメリカの通信機器メーカーでモトローラ社というのが実在する(した?)そうです!
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