なんか急に見返したくなって再見。
やっぱりめちゃくちゃ面白いよなあ。他のカーペンター作品から浮いてるような印象があるのは、クリストファー・リーヴというカーペンター的ではない人物が主演だからだろうか。
序盤の白線を超えて歩いていくガスマスクの調査員がフッと気絶する瞬間をアクションでつないだショットから活劇的。人は焼け死ぬは、車は爆発するは、ヘリは落ちるはと物語が要請する以上のアクションを見せてくれるのが嬉しい。
でもちゃんと怖い。執拗に鍋に腕を入れにいく奥さんの描写とか。
ラストのあっち向いてこっち向いての、今まで観てきた中でおそらく一番活劇的な心理戦も、やっぱりスリリング。