光る眼の作品情報・感想・評価

「光る眼」に投稿された感想・評価

ある日突然村人が失神し、同時に身ごもり超能力をもつ子供が生まれる。

乗っ取って侵略を目論む宇宙人なのか、子供の感情が分からない事のメタファーなのか、天災(あるいは人災)によって何らかの障害を持ってしまった子供を町ぐるみで隠そうとする話か、焦点がぼんやりしてるぶん解釈の余地は拡がる。

何てことないシーンでの間延びが目立つ。

銀髪で眼が赤や緑に光る子供たちのビジュアルが一番キャッチー。
大木茂

大木茂の感想・評価

3.1
オリジナルより直接描写多目で結構好きかも
BBQ、悪趣味水漬け、爆破、こんがり焼けとかさすがカーペンター
ちょっと優しさもあったり

『感情を持たないのは二流の生命体』ってのが良いなX-MENのミュータントが尊いのはここだな

これ観て気付いたけど処女懐胎からの超能力ってキリストを揶揄してたりするのかな

結局支配されない、阻止成功ってのが嬉しくもあり怖くもあるな
ここでの評価は結構低めですが、私は結構好きです。テンポが悪いという意見もあるようですがオベイ映画こと「ゼイリブ」と比較したらずいぶんサクサク進むし、相変わらずの血だらけ描写もあって良き。マインドサイキックの攻防はたしかに当時にしてもしょっぱいけれど、それが逆に田舎を舞台にした作品に合っているというか、そんな気がします。
Kna

Knaの感想・評価

3.5
ホラー…と思ってたけれどホラーかな?SFかな?
現実的に考えたら怖いって感じ。集団妊娠とか嫌すぎる。

しかしオーメンでも思ったけれど、感情の無い心の無い感じの子供ってどうして妙に怖く感じるんだろう。

このレビューはネタバレを含みます

↓↓自分用ネタバレあらすじ備忘録↓↓


村で集団失神の後、女性全員が妊娠した。その子供たちは皆 白髪で特別な能力を持つ異星人だった。それに気が付いた父親の1人である医師が、感情を持ち始めた少年1人を助け残りを全滅させる。
人口2000人の小さな町で、突然町民全員が意識不明となり、失神している間に女性が集団妊娠。光る眼を待つ子供が産まれてきて町が大惨事に見舞われるお話。

『物体X』のリメイク版で世界中を沸かせたジョン・カーペンター氏ですが、本作も同様に古典SFホラーのリメイク。しかしラズベリー賞のワーストリメイク部門にノミネートされるほどの叩かれっぷり、、Filmarks上でも評価の低い本作ですが、普通に楽しめました。

境界線を一歩越えると失神する謎のエリアができてしまうという、Sキングの『アンダー・ザ・ドーム』を思い出すような幕開け(昔Huluで配信されててハマったやつ!)。境界の中にいた女性が、処女も含めてみな集団妊娠。産まれてきた子供が大人たちを自殺や事故に追い込んでいくという展開に。1つの意思を共有する心のない子供とは、これまた楽しい設定ですね。論理の届かないストーリーにワクワクしっぱなしでした。

そして光る眼を持つ子供たちのビジュアルが神秘的なのもツボ。真っ白おかっぱの子供たちが、モノカラーの服を着て肩を並べ迫ってくる絵は相当なインパクトあり。目だけで人を操ったり爆発を起こしたりするという、ダイナミックな体の動きがほとんどない感じは、クローネンバーグの『スキャナーズ』を思い出した。アクション要素無しの超能力サイキックバトル。

序盤から重厚な低音に、子供の囁きを混ぜた巧みなBGMで不安を煽ってくるスタイルの本作。壮大過ぎず不気味過ぎず、なぜか安心して聴いてられる。また平時のアコギ演奏によるゆったりした曲も好き。カーペンターの映画は本当に音楽が素敵なのです。。

ただ効果音の使い方は、安い特撮映画みたいでちょっと残念でした。子供の目が光る場面で、シャキーン!とかシュイーン!とか大きな音鳴らすのは若干安っぽい気がした笑。もっと洗練された音響はなかったのかしら。これではB級映画認定されちゃいそう。

そしてラストは圧巻のやっつけ感。。エンドロールが流れてきた瞬間、え、終わり?と心の中で突っ込まなかった人、ほとんどいなさそう笑。竜頭蛇尾とはまさにこのこと…ラストを見て☆0.5くらい下げました笑。

——好きな台詞——
「不可能なものを消去していき残ったものは、どれだけ不自然に見えても真実である(byコナンドイル)」
リーダー格の女子怖かった!
焼死体の描写生々しくて良かったよ!他の殺しの描写が残念。。
町中の人間が同時に失神する謎の事件の直後、女性達10人が同時に妊娠。
産まれた子供達は全員が白髪で感情の起伏が薄い不気味な存在で…というジョン・カーペンターによる「未知空間の恐怖/光る眼」のリメイク作品。
マーク・ハミルですら抗えないフォースパワーとは恐ろしい!
スーパーマン クリストファー・リーヴが居たからなんとかなったものの…

そんな役者ネタは置いといて、作品全体通してスローペースなので見ていて飽きやすいのが正直なところ。
子供達は初めから人間に対して不気味さを隠す素振りもせず、それどころかガンガン人を殺していくのでサスペンス的要素も薄いし、人がやられるシーンもインパクトは薄いです。

脚本も正直微妙。
「それを言っちゃおしまいよ」って話ですが他の町は同時期に空爆してたのになぜ主人公の町だけノコノコと歩兵達が来るのか…
案の定役に立たないし…
natan

natanの感想・評価

4.0
白線だけで映画はここまで描けるのか。力強い。
前半のテンションからは想像つかない後半。似た題材のフェラーラのボディスナッチャーとは全く違った雰囲気。単なるボディスナッチャーものに陥らない、そこがとにかく凄い。

好き。
1960年代英国製🇬🇧「光る眼」のリメイクを巨匠ジョン・カーペンター監督が1990年代に撮った作品。
場所もミッドウィッチと架空の場所に変えて、前作のオマージュを豊富に盛り込みながら、所々にカーペンター監督のオリジナリティも発揮😆
ご本人もカメオ出演しているのはご愛嬌😃

「ストリート・オブ・ファイヤ」で絶世のイケメンだったマイケル・パレはよもやの早期退場!残りはスーパーマンことクリストファー・リーブとジェダイ・ザ・マーク・ハミルを中心として子供たちと対立、やがて街の人々、そして州軍も巻き込んだ泥沼の闘いに🪖☠️

オリジナルに比較するとカラーになった分、子供たちの👶🧒目の輝きも何色にも変わりド派手に!その正体もより明確になるが、矢追純一さんが喜びそうな地下室の演出はB級映画らしさ炸裂!😆

最後はオリジナル同様、心の壁と子供?👹たちとのバトル!しかしオリジナルと違う少しだけ心和むシーンもありました😃
監督らしい少しビターだけど小気味の良い映画。
PS:この街を気に入った監督か、ザ・フォッグの監督の後もずっとすみ続けて、本作を撮影したとは知りませんでした。住みやすい街なんでしょうね😃
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