プレミアムネムネム

ロード・オブ・ウォーのプレミアムネムネムのレビュー・感想・評価

ロード・オブ・ウォー(2005年製作の映画)
4.2
冷戦が終わったら武器めちゃくちゃ売れるのか…。逆だと思ってた。
拳銃がない世の中が一番なのだけど、「女神の見えざる手」という映画で身を守るために持つことで弱い者の立場が守られるというのもあると知って、なかなか難しいなと。武器商人というある意味ドキュメンタリーのようなこの映画を観ていると、尚更難しいようにも感じた。利権がらみを無くすには一掃しなければならないが、無理だろうからね。悲しい。
戦争しろ、と言った口で人が死なずに済めばいいというユーリ。これはどこまで実際の話なんだろう。
独裁者が言った「自分で殺したくない?」が全てなのかもしれない。
どんどんやばい方向に進んでいくから「お願いだからはやく逮捕されて😭」ってなったよね。
なにより最終的に「深刻さを理解している」とかのたまってるユーリ…。胸糞すぎる。
まあ、最大の胸糞はラストの一文
「最大の武器供給者は米・英・露・仏・中であるーこの5カ国は国連安保理の常任理事国でもある」

へたな戦争映画よりもよっぽどリアルできっついし、とんだ胸糞映画だった!アンドリューニコルだワーイ!と思って気軽に観ちゃった( ˙-˙ )

仕事を選ばないニコラスケイジだが、皆の言う通りこれは当たりでは。笑
イーサン・ホークもカッコ良かった。
始まりと終わり方もかっこいいなあ。