ぐちゃん

ジョゼと虎と魚たちのぐちゃんのレビュー・感想・評価

ジョゼと虎と魚たち(2003年製作の映画)
4.2
学生の頃に初めて観たときと見方や感想が変化していてすごく面白かった。
身障者である恋人に怖気付く恒夫を、どこかしょうがないよなぁと受け入れていた自分がいたけど、今は全く違う。
どうして、恋をすると自分がそんなに
人と向き合える強さを持った人間だと勘違いできるんだろう。
結局すぐにボロが出て、逃げ癖のある、弱く、どうしようもない自分に戻るというのに。
散々他者を傷つけて、自分も傷付いたと散々泣いて、、なんなのあなた、、と大人になった私が恒夫と距離を取ろうとしている。

一方ジョゼは、この先ちゃんと幸せになるんだろうなと大人になったから分かる。

くるりが救いでした。
あと若い頃の江口さんがかわいかった〜
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