このレビューはネタバレを含みます
男女の違い、を感じた
女はやっぱり強いのかもしれない
主演ふたりが最強すぎて、樹里ちゃんが少し浮いてしまう
妻夫木くんのあまりにも普通の大学生があまりにもリアルで、ずっと傍にいるなんて、やっぱり言葉にはできても、現実にするのは難しい
どんなにそのときの想いが強くても、永遠なんて簡単には現れない
逃げ出してしまう恒夫があまりにもリアル
ジョゼの儚さが美しかった
結末を心のどこかでわかっているのは、わたかっていても、つらい
思い通りにならない歯痒さ、素直になれないもどかしさ、かなしさを押し殺す気丈さ、すべてが痛かった
ラブストーリーなんだけれど、全然ハッピーじゃない
映像がきれい、カメラワークが好みで、日常に近い生活感がよかった
また歳を重ねたら見たい、悲しみに寄り添ってくれる映画