ソイレントグリーン2022

コッポラの胡蝶の夢のソイレントグリーン2022のレビュー・感想・評価

コッポラの胡蝶の夢(2007年製作の映画)
3.0
中国・荘子、夢と現実の区別がつかなくなるたとえの「胡蝶の夢」がモチーフ。

とても難解な映画で、私の理解を超えていました。

第二次世界大戦前のヨーロッパ、70歳の自殺願望のある男・ドミニク(ティム・ロス)が突然 雷に打たれて 覚醒、突然変異してしまう。

人智を超えた言語能力や、壮年の若さを得て、大学での研究者や世間一般の注目を浴び、さらにナチスも利用を考え始め、そういった中でドミニクは、逃走を図る、、、、といった内容です。

私の独断と偏見で三つのパートに分けられる内容です。ドミニクのパート、ヴェロニカのパート、その後のパート

最初のドミニク編は 面白かったのですが、ヴェロニカ編では、一気に何か仏教の輪廻転生や哲学的、精神世界的な話になり 自分の中で興味が失速していきました。

ドッペルゲンガー現象を多く取り入れ、独白や上下逆の映像などとても凝った映像、撮影でした。

時間が大きなテーマになっているのかなぁというざっくりとした感じ、コッポラというブランドに惹かれましたが、私には少し難しすぎる内容でした。