長渕剛の主演作品。
ある寺の中で、若い修行僧が大勢日々を送ってる。その中に「竜雲」と言う僧が。
彼は、親の顔も知らない孤児で老師の手に育てられた。
ただ、彼は一定期間で「血」を交換しないと生きてゆけず、常に政府のある機関の監視下にある存在であった。
毎日を送ってる間に、自己の疑問が溢れ老師から下寺を言われ、街に出た。
街で、一般の人にふれ合い傷つき・・。
盲目の女性と出逢い、旅に出る。
SF的な作品なのですが、特撮描写は一切無くて、むしろ長渕が終始坊さんの格好で時代劇的なテイストです。
竜雲が「異星の生命体」の説明はありますが、それ以上の展開も無くて。
色々説明と解釈に乏しい設定の中で、音楽はギターを貴重に使用する事で、全体的に優しい感じになってます。
小林稔侍が作品に一本の芯を入れてる感じがしました。