いわやん

ウォータームーンのいわやんのレビュー・感想・評価

ウォータームーン(1989年製作の映画)
2.8
長渕剛の主演作品。
ある寺の中で、若い修行僧が大勢日々を送ってる。その中に「竜雲」と言う僧が。

彼は、親の顔も知らない孤児で老師の手に育てられた。
ただ、彼は一定期間で「血」を交換しないと生きてゆけず、常に政府のある機関の監視下にある存在であった。

毎日を送ってる間に、自己の疑問が溢れ老師から下寺を言われ、街に出た。

街で、一般の人にふれ合い傷つき・・。

盲目の女性と出逢い、旅に出る。

SF的な作品なのですが、特撮描写は一切無くて、むしろ長渕が終始坊さんの格好で時代劇的なテイストです。

竜雲が「異星の生命体」の説明はありますが、それ以上の展開も無くて。

色々説明と解釈に乏しい設定の中で、音楽はギターを貴重に使用する事で、全体的に優しい感じになってます。

小林稔侍が作品に一本の芯を入れてる感じがしました。
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