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クワイエットカオス〜パパが待つ公園で
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『クワイエットカオス〜パパが待つ公園で』に投稿された感想・評価

イタリア版DVD。イタリア字幕付きで鑑賞。24-108。モレッティ祭り。これも収穫大。ちょっと尻込みしていたんだけど、後味のよい映画。『息子の部屋』(2001)の続編といってもよい。喪失の話なのだけど、そこからどうやって喪明けに向かうかを描いて見事。

アントネッロ・グリマルディ監督の手腕は確か。どこかホラー映画の伝統を汲んでいるよね。不気味さを醸し出すのがうまい。そして、エグイにスプラッターの描写の代わりに激しいエロティシズム。冒頭からイザベッラ・フェッラーリがすごいのよ。このすごさは、まさにホラー級。いや、ほめてるのです、誤解しないでね。

脚本にはモレッティも参加。ただしサンドロ・ヴェロネーシの原作が先。作品が書けなくなるほど落ち込んでいるときに、モレッティと映画監督の弟から発破をかけられて執筆したのだという。ヴェロネーシはこのところ売れっ子ちゃん。

演出される俳優モレッティがなかなかよい。すでにルケッティの『il portaborse』(1991)とか未見だけどミンモ・カロプレスティの『La seconda volta』 (1995)なんかがあるけど、この映画はモレッティから遠いのだけど、しっかりモレッティしているところがよい。エクゼクティブのネクタイが妙に似合っているのが不思議なんだけど、似合っているんだよね。

そうそう、娘役のクラウディアを演じたブルー・ヨシミちゃんが、大きくなって『チネチッタで会いましょう』に登場している。ぼくが見た順番は逆だけど、ああ、この娘だったんだと、すこし感動。

追記
シネフィル・イマジカで放映とのこと。
劇場公開はなしなんだ。

原作の翻訳も出ている。サンドロ・ヴェロネージ『静かなカオス』(大谷敏子訳、シーライトパブリッシング 、2011年)
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4.4
妻をなくした主人公が、公園という限られた空間で起こる日常のカオスによって静かに再生していく物語。なかなか素敵な映画。朝食の牛乳瓶がなんとも可愛いかった。