minさんの映画レビュー・感想・評価

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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.5

見ました。つまらないし長かった。
こんな人たちの所業によって今も核に怯えて暮らさなければならないと思うと、全くもって腹立たしさしかないというのが個人的かつ素直な感想。

長崎や広島の描写の無いことにつ
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

4.2

地上波放送を見かけて、最後まで見てしまうパターン。
Amazon primeでも見かけたけど「今度見よう」が続いてたいた作品。
まさかこの内容とは驚き(どれだけ前知識皆無なの、私。)

普通にとても面
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容疑者Xの献身(2008年製作の映画)

3.9

昨夜、石神の前に湯川が現れた辺りで寝落ちしたので、今朝、Amazon primeで見ました。

堤真一は演技がうまい。
堤真一に騙されましたよ。

フレンチアルプスで起きたこと(2014年製作の映画)

4.0

Xで流れてきて、まんまと見てしまった。
幸せ気分とは程遠い内容なれど、人生ってこんなもの。所詮は他人同士で完全にわかりあえることはなく折り合いをつけながら相身互いで生きていく。

大陸の人は強いなーっ
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リトル・マーメイド 人魚姫と魔法の秘密(2018年製作の映画)

3.1

予告的なやつを見て、へぇ!ディズニーじゃない方ねって見始めたんですけど、いやいや、もう、ディズニー(ランド)200%じゃないですか。ダンボに野獣に、マークトゥエイン号かと見まごう蒸気船。ディズニーを全>>続きを読む

デリシュ!(2021年製作の映画)

4.0

やだ、なに、このオシャレなエンドロール!!

冒頭の気色悪い上に性格も悪い白塗りで鬘の貴族どもと食に感謝のかけらもない人間失格司祭のあまりの胸くそ悪さに観るのをやめようかと思ったのですが、なんだかんだ
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ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)

3.9

Amazonプライムで配信していたので再生。最後まで観てしまった。

まったくなんの前知識もないまま観たのだけれど、シベリア抑留を描いたものではあるが、抑留から日本へ帰国してからがこの作品の真に伝えた
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シチリア・サマー(2022年製作の映画)

4.2

なんとなくイタリア語が聴きたくて前売り券を買っていたので、本日鑑賞。シネコンの小さいシアターでもお客はまばらで静かに鑑賞できました。

実話ベースでラストを知っていたゆえ、終始心がざわつくまま観たけれ
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殿、利息でござる!(2016年製作の映画)

4.0

テレビで放映していて最後まで見届けてしまういつものパターン。

長い映画だったけれど、まさかの羽生結弦殿からのこれまたまさかの実話。

泣きましたよ。泣かされましたよ。

夜逃げをする百姓に金を持たせ
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アルゴ(2012年製作の映画)

4.3

NHK BSで放映していて、そのまま見てしまうパターン。私、公開当時を覚えていないのだけれど、これは相当話題になりそうな映画であるはずなのに、何故印象にないのか。

いやはや、ひぇ…ひぇっ…頼む!!と
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福田村事件(2023年製作の映画)

4.6

物語は酷いの極み。
でも、観て良かったし、多くの人に見てほしいと思った。

役者はいずれもとてもいい仕事をしていて、この映画の世界にどっぷりと入ることができ、また、邪魔をされることもなかった。そして淡
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斬る 4K版(1962年製作の映画)

4.2

2年ほど前にBSで放映していたものを録画してまして、観ました。
市川雷蔵も男前なのですが、天知茂よ…時代劇でも隠しきれないそのフェロモン。

「斬る」ひたすらのその行為が繰り返される72分にどうしてこ
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ラストエンペラー(1987年製作の映画)

4.1

BSの録画を再生。衣装、音楽、風景、どれをとっても美しく、静かだけれど視覚的にも聴覚的にもドラマティック。再見だけれどもどっぷり観てしまった。ジョン・ローンも男前だけれど、ジョン・ローンの前の少年期の>>続きを読む

里見八犬伝(1983年製作の映画)

3.5

BS放送を録画していたのを観ました。

the 深作欣二監督作品で、昭和バブリーイケイケどんどんが随所に出ている作風。
能舞台でまさかの新体操リボンとか、ここぞのBGMにシティーポップ風味の洋楽とか。
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ハイジ アルプスの物語(2015年製作の映画)

3.9

BSで放映しているのをみかけて最後まで見てしまうパターン。
アルプスの景色がもう本当に素敵すぎて。
そしてブルーノ・ガンツが渋すぎて。

この映画を私がかつて世界名作劇場でアルプスの少女ハイジを見てい
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異動辞令は音楽隊!(2022年製作の映画)

3.4

邦画気分でアマプラで。
異動先で楽しく音楽かと思いきや、卑劣な特殊詐欺殺人が終始リンクする展開でちょっと驚きました。

音楽は大切よね。日本の街角からはいつからか音楽がだいぶ消えてしまったように感じる
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地下鉄(メトロ)に乗って(2006年製作の映画)

3.0

BS放送を録画で。
浅田次郎の原作は読んでいないのだけれど、原作の方が良きなのだろうか。

浅田次郎らしいストーリーだったけれど、やはりどうしてもラストに納得のいかない私は、物語的に流星ワゴンのほうが
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バッテリー(2006年製作の映画)

3.0

BS放送していたのをランチしながら見て、最後まで見たかったので続きは録画で。

絵に描いたような「風紀委員」が出てくるんだけど、昭和の風紀委員って確かにこういうのでしたよ!と、懐かしく思い出しました。
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イコライザー2(2018年製作の映画)

3.9

BSで見かけて最後まで見てしまういつものパターン。

怖い。怖いよ。大型ハリケーン襲来がゴングとなり、暴風雨という激しい動の中、息を殺して相手を仕留める算段を冷静に計算し実行する究極の静が絶妙に折り重
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犬ヶ島(2018年製作の映画)

3.0

声優は超豪華メンバー。途中で飽きちゃいました(最後まで観たけど)。なんだろう…レゴ劇を見ているようで、理由は不明なれど親指シリーズのほうが面白い的な感覚。バカバカしさがないのよ。あったかもしれないけど>>続きを読む

ぼくを探しに(2013年製作の映画)

4.0

ラストまでは3.0ぐらいだったのですが、映画を見終えて4.0。癖がありすぎる登場人物たちによって、細かいことがどうでも良くなりそれに支えられた作品。

主人公がたどる記憶に出てくる若き日の叔母2人が現
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これが私の人生設計(2014年製作の映画)

4.0

昭和生まれの私はけっこう笑ってジンときた。

イタリア映画のコメディで、女性がなかなか認められない建築業界で奮闘する女性の物語。保守的社会の中でゲイだとか、離婚だとか、貧困だとか、養育問題だとか、けっ
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ベル&セバスチャン 新たな旅立ち(2015年製作の映画)

4.0

飛行機の墜落事故で行方不明となった家族を探しに、墜落事故による山火事の中奮闘する少年と犬の話。ここで検索して2作目だったことを知りました。1作目も見ないと。(見てなくても普通に2作目も楽しめました。)>>続きを読む

テーラー 人生の仕立て屋(2020年製作の映画)

3.5

父とテーラーを営む主人公。ご時世で店は傾き、ひょんなことから始めることになったオーダーメイドドレス。それも移動式で始めるのが斬新。

てっきりイタリアが舞台だと思ったらイタリア語ではなく、舞台はギリシ
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ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

5.0

丁寧に作り込まれたいい映画だった。
湿地の風景を撮影するのは大変な苦労だったと想像。
主人公が描く湿地の生態系の絵もとても美しく、エンドロールも素敵。
何より、配役にハズレがない。
これ以上は何を書い
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コンフィデンスマンJP 英雄編(2022年製作の映画)

4.2

安定の面白さ。
長澤まさみ様が相変わらずどハマりで素敵すぎるし、マルタも良かったし、ラストの数段オチにも笑った。

何より最高だったのは、まさかのプレミア登場のお二人。胸がキュンとしてスコアを+0.2
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幸せなひとりぼっち(2015年製作の映画)

4.6

やだ…すごくいい映画だった。
最初の老害炸裂ぶりでえっ…と思ったけど、最後まで見て良かった。

まず、主人公59歳に驚き。いや、見た目年齢70オーバー感。
正直もののオーヴェは調子良く生きるのとは真逆
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鹿の王 ユナと約束の旅(2020年製作の映画)

3.0

上橋菜穂子さんの原作を読んでいたので、期待を込めて再生したのだけど、なんだか違う気がする…物語の流れは同じなのだけれど、根底に流れるものが、訴えたいメッセージが、何やら違うのかそれとも伝わっていないの>>続きを読む

モリコーネ 映画が恋した音楽家(2021年製作の映画)

4.0

楽しみにしていていの1番に劇場へ。
ほぼレイトショーなので、ビールを片手にマエストロのドキュメンタリーと音楽を楽しみました。ジュゼッペ・トルナトーレ監督、ありがとう!!

なんということだ…私の中のウ
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エベレスト3D(2015年製作の映画)

3.8

神々の山嶺に続き観てしまいました。「1996年のエベレスト大量遭難」なんてこの映画を観るまで知らなかった。

というわけで、前半は、うわぁ、神々の山嶺で出てきた風景まんまだ!なーんて思っていたら、後半
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神々の山嶺(2021年製作の映画)

3.8

声優が豪華で観てしまった。現作日本、映画はフランス制作。容赦ない臨場感で、過酷な山に挑む人の気持ちが、私には全くわからなかった。こんな世界に立ってこんな景色を見てしまうと、人は人でなくなるというか、も>>続きを読む

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.2

Filmarksのおめめ(見た)マークの数字が凄い中、遅ればせながら観てきました。
私、けっこうslam dunkど真ん中な世代でございます。宮城リョータ目線の湘北高校ストーリーがなかなかに新鮮。
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ゲーテの恋 〜君に捧ぐ「若きウェルテルの悩み」〜(2010年製作の映画)

3.3

「若きウェルテルの悩み」が世に出るまでのゲーテを描いた作品。女性は強いなと思った。けど、思い出した、ゲーテの年表を。名前ぐらいは知ってるという方にはゲーテの作品より年表を見ていただきたい。もう、一生青>>続きを読む

ビューティフル・レターズ 綴られた言葉(2011年製作の映画)

3.3

自分の生きがいを失った(奪われた)主人公がさらにやさぐれると思いきや、いい子で幕。現実はこんなにはうまく行かない。

だけど、若さゆえの自己欲が一方通行なのはうまく描かれており、何よりタイトルにもある
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劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

4.1


アニメを見て、原作を大人買い、4巻ぐらいまで読み、やっと術式反転と反転術式の違いが薄らぼんやりわかってきたところで映画を観ました(Amazon primeさん、配信ありがとう!)。

とにかく乙骨が
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