ろまらん

ジャーマン+雨のろまらんのネタバレレビュー・内容・結末

ジャーマン+雨(2006年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

変な題名だなぁと見てみたら、良くて驚いた。好き。荒削りな感じだけど、絶妙な脚本演出と編集、こうはできないよ&ほんとのポエムあり。頭でっかちで退屈な映画の対極。
養育放棄されたよし子が祖父母も失くして一人で生きてる。喋り方きついのもそんな言われ方しかされて来なかったからだな。
笛の教室。先生とか呼んでる子どもたちも悪くて笑える、みんな本物で可愛い。庭師やってるジャーマンも、いい感じ。
林さんの歌の作り方がシュールですごい。ノート見たらASDとか入ってるような、好きだ。行動はADHDっぽいような。本気で歌手になるためのオーディション用写真も笑う。可愛い友だちも家に問題あるのか、優しいな。
地域のドッジボール大会で小学生相手に本気出しまくってるシーンに重なるピアノ曲の場面の美しさ、シューマンでしたか。
みんないるよのカオス、一人で寂しかったんだよ。子どもを捨てた父親の唯一の身寄りを頼る施設からの葉書に塗られる緑のペンキ、亡くなる前には行ってあげてる。父を悪者だけにしない赦しのある最後も好みです。
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