〜あらすじ〜
1970年代アメリカの田舎町で、11歳の少女ヴェーダは葬儀屋を営む父と祖母と三人で暮らしている。
ヴェーダは死を恐れている。葬儀屋である家には毎日のようにさまざまな遺体が運ばれてくるが、その度に彼女は恐れ遺体の死因を聞くと病院に行っては自分もその症状があると言っては医者を困らせていた。
親友のトーマスだけはそんな彼女の心をよく理解し、病院にも付き添った。
そんなある日父の葬儀屋に美容師のシェリーが雇われて…。
小さな体に大きな変化が胸を締め付けるセンチメンタルな初恋物語。
少女が大きく成長する姿が描かれていて後半からラストでの詩を読み上げるシーンでは涙が止まらなかった。
本当に大切なものって側にあるんだね。
お気に入りのシーンはキスした後の帰り道での会話。
THOMAS J Would you think of me?(僕のこと考えてくれる?)
VADA For what?(なんのこと?)
THOMAS J Well if you don’t get to marry Mr. Bixler.(もし君がビクスラー先生と結婚できなかったら)
VADA I guess.(いいよ)
このやりとりが初々しくて好き。