TB12

サンタ・サングレ/聖なる血のTB12のレビュー・感想・評価

3.0
ヒッチコックのサイコや考えようによっては13日の金曜日(パート1ね)にも少し設定が似てるなーと思った。

それなりに明確なプロットやストーリーがあるからホドロフスキー作品にしてはかなり見やすい。
4作連続でこの人の作品を見ていてふと「この人が普通の脚本で普通の映画を撮ったらどんな風になるんだろ」と思ってただけにこの作品はタイミングが良かった。

これまでのような奇抜な演出がないのもあって良くも悪くも「普通の映画」に仕上がってる。
やはりホドロフスキーも人の子。
ストーリーがある作品はちゃんと普通に作るんだなあと逆に感心したわ。

軽いグロやホドロフスキーらしい世界観はそれなりにあるしカメラワークや演出面でも相変わらず冴えてる箇所がいくつもあったけど特に印象には残らない作品だったかな。
TB12

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