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千羽づるのyasu555overseasのネタバレレビュー・内容・結末

千羽づる(1989年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

さっきアマゾン・プライムで見ました。

1954年11月下旬頃に原爆症を発症した佐々木禎子が原爆症による白血病に苦しむ様を描いたドラマ映画です。

"男はつらいよシリーズ"に出演してた倍賞千恵子が "佐々木禎子の母:佐々木重子" 役を演じ、"渡る世間は鬼ばかり" や "男はつらいよシリーズ" に出演してた前田吟が "佐々木貞子の父:佐々木健造" 役を演じて、2人が夫婦役として出演してたとは驚きました。

原爆症とは、原子爆弾(昔はそういう呼び名やったけど、俺からすれば殺戮の核兵器)の爆発による、主に放射線障害症の略称で原子爆弾症、原子爆弾傷とも表記。発症は被爆直後の場合が多いが、10年、20年経った後に発症することも少ないですが、短年経って発症する可能性もあるって事です。原子爆弾/核兵器は悪の殺戮兵器で極まりないです。

放射線とは目に見えなく、触れることもできず、匂いも感じないアルファ線、ベータ線、ガンマ線、エックス線、カリウム、セシウム、ヨウ素など異なってる種類があるそれが放射線

その放射線を出す力を持った物質を放射性物質。
放射線を出す力を放射能です。
核兵器に含まれるプルトニウムやウランの内に含まれる放射能がどれだけ恐ろしく、大虐殺にさせるぐらいの悪の殺戮兵器だという事が一目瞭然で痛感させられることやろう。

そんな放射能による原爆症に苦しんだ佐々木禎子はどれだけめちゃ苦難で辛苦な症状に陥ったことか彼女が必死に耐え続けても彼女には辛過ぎて苦行すぎるやろうって理解しました。
因みに被爆した直後から短期間に現れた熱線、爆風や放射線による一連の症状を急性障害といい、吐き気や食欲不振、下痢、頭痛、不眠、脱毛、倦怠感、吐血、血尿、血便、皮膚の出血斑点、発熱、口内炎、白血球・赤血球の減少、月経異常などのさまざまな症状が現れます。 
白血球・赤血球の減少する症状もありますが、白血球が逆に骨髄の中で激しく腫瘍細胞が増加するため、骨髄からあふれた白血病細胞によって、白血球数が増加し、それ自体の症状だけじゃなく、骨髄の中では正常な血液の細胞を作れなくなっていき、正常な白血球が減少すると感染を起こしやすくなり、熱が出たり肺炎になる可能性も。
白血球がおおむね10000/μL以上は異常高値と判定され、それを更に10倍で100000/μL以上に達すると間違いなく死ぬって事です。
本作を見て初めて勉強になりました。
後、ケロイド、発癌、白内障、小頭症、小頭症は赤ん坊が出生した時、他の症状がなくても、てんかん、脳性麻痺、学習障害、難聴、視覚障害などを起こす可能性があるようで一部の小頭症の子どもは全く正常に成長しますが、原爆症による後遺症や他の障害な症状といった副作用が起きる可能性も捨てきれないって考えたら、原子爆弾/核兵器を使ってはならず、作ってはいけない大虐殺させる悪の殺戮兵器、それはBy Big Genocide's Atomic bomb or Nuclear weaponsとも。

さっさと日本が降伏の白旗を上げとけば原子爆弾を投下されることはなかったはず、アメリカのクソトルーマンの判断が間違ってた。
原爆症に苦しむ日本人達も可哀想ですが、昔の大日本帝国軍は中国や韓国にも侵略し、たくさんの朝鮮人女性達をレイプし、本国日本や韓国で強制労働させたり、中国ではたくさんの中国人達を人体実験をやってたの大日本帝国陸軍の731部隊、ジャワ島、マレー半島、シンガポール(セララン兵営事件によるチャンギー捕虜収容所)で日本捕虜収容所で捕虜のイギリス軍兵士達を強制労働させたり、処刑した実際の黒歴史があったことを全ての日本人達は忘れてはならない。先代の日本人達や現代の日本人達もそれを理解しないと駄目。昔の日本人も悪さをしてたから素直に認めなければならない。お互いの過ちを謝罪すべきで先代の日本人達はそういう黒歴史があったことに気づいて謝罪すべきなのでは?

1000羽(甥は2千羽以上とか遺族が数えてないから不明)の千羽づるを折っても佐々木禎子は治らず、死亡したシーンを見てちょっと泣きそうになりました。

"級友達の為に佐々木禎子の記念碑を建てようという運動が起き、そしてそれは原爆の犠牲になった全ての子供達に捧げる記念碑という全国的な運動が発展し、その運動でかき集めた募金で広島市平和記念公園に原爆の子の像を建てられた" って最後のナレーションが良かったです🌟🌟🌟🌟🌟

永遠に忘れられないように後世に語り継がれるって事です。