こばまさ

X-MEN:ファースト・ジェネレーションのこばまさのレビュー・感想・評価

3.8
X-MENシリーズ5作目、①〜③の前日譚?
ジャケを見る限り、今までのレギュラーメンバーが1人も居なさそう。
それでは、誰が出てるのか知らないままいってみよう。


-裕福な家庭に育ち、名門大学に通うチャールズ(後のプロフェッサーX)は、ミュータントに関する研究をしつつ、CIAに協力していた。
一方、幼い頃に母親を目の前で殺され、ミュータントの能力に目覚めたエリック(後のマグニートー)は、母を殺したセバスチャン・ショウ(ケヴィン・ベーコン)を追い続けていた。
そんな2人が、同じタイミングでショウの居場所を突き止めた事をキッカケに、手を組む。
2人は、各地に眠った若きミュータント達を発掘し、仲間を増やし、ショウ率いる組織【ヘルファイヤ・クラブ】に戦いを挑む-

“このレベルのクオリティを待っていた!!”


いやこれは面白い!!
ストーリーもキャストもヴィランも、全てのレベルが素晴らしい!
X-MEN①〜③がそこまで面白くなかったのは、この作品の為の前フリだったのか?


まず、キャストがすごい。

・若きプロフェッサーX(ジェームズ・マカヴォイ)
・若きマグニートー(マイケル・ファスベンダー)
・若きミスティーク(ジェニファー・ローレンス)
・若きビースト(ニコラス・ホルト)
・CIAエージェント(ローズ・バーン)
・バンシー(ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ)
・エンジェル(ゾーイ・クラヴィッツ)
・ラスボス(ケヴィン・ベーコン)


なにこのキャスティング!!
ヤバいっしょ!!テンションMAX!!
ようやく本気出したなX-MEN。

このキャストだけでも楽しいのに、加えてストーリーも面白い!
X-MENの創設者プロフェッサーXと、ブラザーフッドの創設者マグニートー、この2人の過去に一体何があったのか?
他にも、ミスティークとマグニートーの関係性や、ビースト誕生の謎など、今までずっとモヤモヤしていた点が明らかに。

そしてそして、あのテレパス(心を読む超能力)を防ぐためのヘルメット、元祖はケヴィン・ベーコンだったのか!
作中で本人も「ダサい」とハッキリと言い切るこのヘルメット、X-MEN①で初めて見た時から「だ、ダセぇ…」と思っていたのでめちゃくちゃスッキリ!
でも、このヘルメットを着こなす…いや、被りこなすケヴィン・ベーコンは流石の一言!


ちなみに、CIAエージェント役のローズ・バーンの配役は、当初ロザムンド・パイクが演じる予定だったらしい。
いやいや、ローズ・バーン大好きだけど、そのバージョンも観てみたかった!

そして、エンジェル役のゾーイ・クラヴィッツって…あのレニー・クラヴィッツの娘なの!?
全然知らなくて衝撃受けました…


そんなこんなで、ここに来て一気に盛り返したX-MENシリーズ!

どうかこのクオリティ持続可能にして!!
こばまさ

こばまさ