歩葉戸路素

マングラーの歩葉戸路素のネタバレレビュー・内容・結末

マングラー(1995年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

殺人洗濯機が襲ってくるB級ホラー映画!
原作はスティーブン・キングなので…やはりいつものキングらしい話になってる

悪魔に憑かれた巨大洗濯機が生き血を求めて人間を血祭りに上げる!
身も蓋もないB級っぷりなモンスターパニック映画だが
スプラッターシーンが中々にえげつなくて
洗濯機に手が巻き込まれて血しぶき飛び散り肉塊になるグロ場面とか「絶対こんな目に遭いたくない」という気分にさせてくれる
こういう現実に存在する無機物なモノが人間を襲うのはリアリティが高くて怖いし、プレス機に巻き込まれる事故なんて現実で沢山起きたであろうことも分かるのでSFホラーなのにリアルと地続きな世界観なのもゾッとする

しかしラストではこの殺人洗濯機…なんと…
トランスフォームして歩行が可能になり地を這いながら襲ってくるのだ!!笑
一気にB級モンスター映画っぽくなり怖くはなくなったが迫力が抜群なので素晴らしい!
物語の最後で怪獣映画みたいになる展開は
スティーブン・キングあるあるなので「今回もノルマ達成!」というお得な気持ちになる
歩葉戸路素

歩葉戸路素