矢吹健を称える会

花実のない森の矢吹健を称える会のレビュー・感想・評価

花実のない森(1965年製作の映画)
2.7
 90分未満でこれだけ展開盛りだくさんで、面白くても良さそうなのに、演出がとっても不細工。園井啓介と若尾文子が出会うシーンでの間抜けなモノローグが辛い。役者・美術・照明の力がすさまじいので、画面はたいへん見ごたえがあるのだが。

 終盤の展開には驚いた。なのに岸壁でぐだぐだ取っ組み合いとかさせるのでやっぱり間抜けになってしまう。