タイトルのまんまの映画。非常にシンプルなストーリーなのに大人の理不尽さに振り回される可哀想な子供から目が離せない。
今日も昨日も同じ服を着て、踵は大きな穴が空いた靴下。みんな貧しくて、みんな生活するのに精一杯。
そんな中で、少年は友達のノートを間違えて持って帰ってしまう。そのノートがないと友達が退学になってしまうから返さなきゃ!と頑張るものの、誰一人まともに手を貸してくれない。
そういう時代、そういう文化、なのかな。学校には男の子しかいませんでしたね。
ノートは返せなかったけど、ホッとする最後でじんわりしました。