フジテレビの看板ドラマが踊る大捜査線が7年ぶりに帰ってきた!ということで踊る大捜査線〜同窓会編〜であり、新キャラたちが加わった刷新感のある新・踊る大捜査線でもあり。ただなんちゅーか悪い意味での同窓会要素が強かったかな、言葉選ばず言うと全体的にぬるい。
いつもの調子で緊迫した空気感から始まったかと思いきやミッションは引っ越しかーい!というコミカルタッチな湾岸署の日常からの事件勃発!ってお約束ルートだけどシンプルにテンポが悪く、終始ファンサービスのために色んなキャラのシーンを織り込むもんだからただ冗長な2時間20分に仕上がってしまってる。
この作品の目玉はヤツ「ら」を解放せよ!というように過去のシリーズ作品に出演していた犯人たちの出演なんだけど、でっかいフリの割りに蓋開けてみたらメイン1人に友情出演2〜3名って具合で残念。この話題出てくんのも後半だしマジでいつ本編始まる?って思ってた。
最後絶対絶命みたいなピンチを前に青島がフィジカルだけで乗り越えようとするのもシュールすぎたし、恒例死ぬフラグも重いんだか軽いんだかカオスなままさらっとネタバラシ。室井さんの存在感も薄い。終始おい!お前ら!そんなもんじゃねーだろ!って感じだった。