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TOMORROW 明日のmhのレビュー・感想・評価

TOMORROW 明日(1988年製作の映画)
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長崎への原爆投下24時間前から始まる群像劇。
観客はこれから起こることを知ってるからこそ成り立つ、ある種のシチュエーションドラマ。
樹液もない木に群がるカブトムシとか、ファーストカットからハードル高い。スタジオっぽい日の光とか、特撮の虹とかツッコミどころ多い。
戦時下の庶民の何でもない日常を切り取るというのが映画の肝だと思うんだけど、その割、演じてるのは日本映画界のオールスターの超セレブ軍団。
このあたりにも狙いがぶれてる印象を持つ。映画を撮るためには大御所のキャスティングは仕方ないのもわかるんだけどね。
身もふたもないラストは好みのわかれるところかと思う。
でもまあ、ああなっちゃうか。
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