Tai

ダニー・ザ・ドッグのTaiのレビュー・感想・評価

ダニー・ザ・ドッグ(2005年製作の映画)
3.8
首輪を外せ‼︎

ジェット・リーの作品としてはかなりワイルドなアクションを観ることができるんじゃないでしょうかな本作。
殺人マシーンとして育て上げられたダニー。それ以外の事を知らずに育った為に、言葉は愚か、感情やコミュニケーション能力といったものが欠如しています。
そんな男が出会ったのはピアノ調律師のサム。飼われていた組織とは相反する世界に触れ、まるで犬のような扱いを受け続けたダニーに変化が…

もはや狼に育てられた少年のようなダニーですが、ジェット・リーの体格もあってか、何も知らない少年っぽさがピッタリなんですよね!
なんでもない日常の風景にも怯えている様はなんとも切なくなる(・ω・`)

ただ、アクションの激しさは冒頭がMAXな気がするのが残念。
ドラマ的にはハラハラドキドキしますが、アクションのド派手さは控えめかもですね…(;´Д`A

まるでレイ・チャールズのようなサムを演じるモーガン・フリーマンがやはり只者じゃない感が溢れ過ぎ‼︎笑
でも、ダニーとサムの出会いから生まれていくドラマというのが、アクション以外の魅力を演出しているのは間違いないんですよね。
ダニーにピアノを触れさせるところは印象的なシーン◎
Tai

Tai