このレビューはネタバレを含みます
三浦春馬演じる主人公に血の繋がらない姉がいて、更に主人公が人妻の尾行、盗撮を依頼された…とくれば、かなりドロドロした映画を想像する人も多いと思う。でも全然違うから。
タイトル通り「公園にいるような」感覚にさせられる映画。日々の喧騒を忘れて、ボーッとして自分自身を見つめ直すとか、公園での様々な人との出会いを素直に楽しむとか、そういう時間の大切さを伝えたい映画なのかな、と思った。
だから、もしかしたら拍子抜けする人も多いかもしれない。あまりにも淡々として、盛り上がるシーンがほとんどないから。
あと、この映画はタイトルが示す通り「公園」が数多く登場する。単純に風景を楽しむというのも、この映画を楽しむ方法かなと思う。
個人的にはよく出来た映画だと思う。