東京公園の作品情報・感想・評価・動画配信

『東京公園』に投稿された感想・評価

おと
4.0

とても静かな映画。
ほとんどカメラワークのない絵作りと、日常の延長のような演技でない演技がそう感じさせるのか。

ストーリーとして特別面白いわけでもなく、医師の先生のエピソード全般の必要性もあまり感…

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このレビューはネタバレを含みます

たくさんの人物を抱えながらみんな変化していくことやお姉さんと主人公のお互いのわたがまりが溶けるシーンは感動した。あんまあのような関係性ってないよね。あと海の波がさざなみになってるショットが綺麗すぎる…

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 全てがダサく感じる。台詞の言い回し、服装、人物造形、時代のせいだろうか。私立大学文学部童貞男子大学生といった感じだ。
 青山真治のことはよく知らないし、彼の作品はこれが初めてだが、あまり人に興味無…

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ぱ
-

見られることの怖さ。眼差しの圧に耐えきれず思わずフレームアウトする一連の流れがホラー的で怖い。撮る暴力性というか、ようやく向かい合ったときの恋愛感情や性欲ベースの権力関係が気持ち悪い。主体性を奪われ…

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yz
3.8
東京を俯瞰する映画。社会という地獄の冷たい絶望と希望。映画に殉ずるということ。

わたしたちは誰しも"その後"を生きている。
平成ど真ん中映画って感じ
人に「太った?」や「タヒねよ〜」って言うもんちゃうやろ
そういうデリカシー無い発言も普通とされてた時代も込めて平成と言っておく(普通に気分悪い)

青山真治の映画愛が詰まった佳作。ゴダールのジャンプカット、明らかに小津を意識した構図とカメラワーク、どれも模倣品ではなく、自分のものとして物語を紡いでいた。世界基準の映画を作れる稀有な人を亡くしてし…

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O
4.1
青山真治ってこんな映画も撮れるんだ。榮倉奈々の雰囲気が、このさっぱりした純粋おしゃれ女の子役にささりすぎてる。こたつでおでんとワインなんて、、井口奈己映画かと思った


ばんぢろ50
文学性。ヌーヴェルバーグ。青山真治は映画よりは文学的感性の方が強いのではないか。
この映画は文学出身で、文学だなぁと思えるシーンはよかった。
S
3.5
後背位にしか見えないどぎつい切り返し。
エンドロールの家具量販店に子どもたちの遊ぶ声が重なってたのすごいよかった。

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