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あゝひめゆりの塔のcharoのレビュー・感想・評価

あゝひめゆりの塔(1968年製作の映画)
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無くしたい事実。
けど絶対に忘れてはいけない事実。
だからこそ語り継いで行かなければいけない。

自分よりも若い女学生が、
戦死、自殺の選択に追い込まれる状況。

モノクロの映像から伝わる生々しさ。
作中何度も耳にする歌。
生と死の両方を持ち合わせ、
美しく逞しく、希望に溢れ、また絶望的。

手榴弾を抜き、姉妹で抱き合う姿が忘れられない。
本当に胸が張り裂けそう。

“死ぬことだけが勇気じゃない。
ただ生きぬくことも大事なんだ“
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