あゝひめゆりの塔の作品情報・感想・評価・動画配信

「あゝひめゆりの塔」に投稿された感想・評価

NONAME

NONAMEの感想・評価

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このレビューはネタバレを含みます

救いがない…
戦傷者の数多に見ざるを得ない状況なのに日本が勝つことを信じざるを得ないくらい追い詰められている。
急に解散命令を出されてどうすればいいのかわからなくなるのも辛い。どこにも安全なところなんてないのに。
湖ではしゃいだ後、あのまま死ねた方が楽だったかもなと思ってしまうほど戦争の考え方に引き込まれてしまう。人が命をいきなり奪われるなんて許されることではないのに。

何一つ希望がない。
あの人たちが希望よと喜ぶものも全て嘘。嘘に固められている。政府は使うだけ使う。

これが事実なことを受け入れ難いが、知ることこそ彼女らが生きたという証を残すことであると思う。

戦争について学ぶことをやめてはいけない。災害についても何についても然り。
もりも

もりもの感想・評価

3.5
ハッピーエンドではないからこそ戦争のリアルさを感じ、白黒映像だから最後まで見れたのかもしれない。これがカラーだとより一層残酷なものになり先人の方の辛さは計り知れないと感じた。
charo

charoの感想・評価

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無くしたい事実。
けど絶対に忘れてはいけない事実。
だからこそ語り継いで行かなければいけない。

自分よりも若い女学生が、
戦死、自殺の選択に追い込まれる状況。

モノクロの映像から伝わる生々しさ。
作中何度も耳にする歌。
生と死の両方を持ち合わせ、
美しく逞しく、希望に溢れ、また絶望的。

手榴弾を抜き、姉妹で抱き合う姿が忘れられない。
本当に胸が張り裂けそう。

“死ぬことだけが勇気じゃない。
ただ生きぬくことも大事なんだ“
のす

のすの感想・評価

3.5
太平洋戦争末期の沖縄を舞台に戦下に散ったひめゆり部隊の少女たちをダイナミックな演出を交えて描いた映画。

今じゃできないような火薬の量を使用してアメリカ軍の爆撃を大迫力で見ることができた。当時どういう風に撮影したのかが凄く気になる…

でも実際はもっと悲惨だったと思う。後半では生きるという事がメインになっていたけど本当のところは、この状況で生きろ!という人など居たのだろうか?と疑問を持った。登場人物が1人も沖縄の人らしくないのも問題だと思う。

薄暗い横穴壕の中で沢山の病人が呻いているシーンなどはモノクロ映像が活きていて、より一層酷くなっている。

女学生たちのみずみずしい青春という部分を描かれているぶん、後半の展開が悲惨。多少リアルさに欠けるとしてもこの映画は見るべきだと思う。

吉永小百合さんはこの役を体張って頑張って演じてて凄いなあと思った。
撮影された時代と相まってか、なんとも現代離れした雰囲気で、気づくと映画の世界に入り込んでいた。あらすじは実際のひめゆり女学生のエピソードと重なる。

内容はまぁ、重い。女学生の青春も描かれているがそれもかえって痛々しく感じてしまう。そしてなにより、後味の悪くなるバッドエンド。もちろん、戦争にパッピーエンドなんてあるわけないのだけれど。よくある戦争モノ映画はどこか報われるというか救われる場面もあるイメージだったからけっこう心にささる。

月並みのレビューだけど、命ってなんなのか考えさせられる。命の重みはみな同じであって欲しいが、彼女たちの命は軽く扱われてしまっていたのだろう。せめて、平和な世に生きていられる私は命を大切にしなければいけないだろう。
mikoyan358

mikoyan358の感想・評価

2.5
時代が全く違う事は百も承知だし自分がその時代で彼らと違う感覚を保てるか(そもそもそういう考えを持てるか)は定かではないが、それでもやはり「生きる」事より優先される何かがあるというこの映画に描かれた感覚には改めて理解しがたいものを感じる。演者が沖縄の人たちに全然見えない(笑)中、吉永小百合様は「ただ綺麗なだけではない役」を死に物狂いで演じている感じで思ったより話に乗っていたものの、映画全体としては正直「体育館でみんなで観る映画の出演者が豪華すぎる版」という優等生的なまとまり方でやや印象薄めだったかな...
むごい、むごい。
コンプラ気にするこの世の中でどれだけこの事実を伝えられるかな。
hrt2308

hrt2308の感想・評価

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第二次大戦末期、否応なく戦争に巻き込まれていく沖縄を師範学校の女学生・与那嶺和子(吉永小百合)たちを中心に描いた作品。

冒頭、現代の若い男女が踊ってる中、ひとりの若者(渡哲也)が画面に向かって語る。ここにいる男女と大して歳が変わらない女学生たち。前半は彼女たちの屈託のない学生生活が描かれる。そんな彼女たちの周辺にじわじわと戦争の影が忍び寄る。対馬丸の悲劇も描かれている。

そして従軍看護婦となった彼女たちは、米軍の爆撃、沖縄上陸と否応なく戦争の真っ只中に放り込まれる。怪我人や死者続出の悲惨な状況の中でも健気に自らの役割を全うしようとする女学生たちがあわれだ。前半と対照的に後半の悲劇的な描写が観ていて辛い。

圧倒的な米軍の攻撃になす術なく敗走する軍人。それに民間人も。お国のためと声高に叫んでいた軍人や教頭のような人間は、ここでは何の役にもたたない。訳知り顔の大人ほど危ないものはない。

主役の吉永小百合の屈託のない真っ直ぐな演技が印象的。若い出演者をベテランの中村翫右衛門、東野栄治郎、乙羽信子がしっかり支えている。若き日の梶芽衣子、藤竜也も出演。監督が舛田利雄というのも新鮮な気がする。
qwerty6

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5.0
石野 径一郎(1909-90)
《ひめゆりの塔》
(1950)
Keishi

Keishiの感想・評価

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今日ひめゆりの塔に行ったからついでに観てみた。祈念館に書いてあったことがそのまま再現されてた。悲惨だな、戦争は。
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