「実際にあった事件」
「アメリカの高校での銃乱射事件」
ここだけ頭に入っていたので、
事件が起きるまでの日常がすごく静かで、
怖かった。
序盤に印象的だった、
各生徒を背中から映す長回しのカット。
この背中が画面内の人物であり、
おそらくこれから始まる事件の被害者であり、
この作品を今観てる自分でもある。
そう思わざるを得ない映し方だった。
犯人だけは、
同じように背中から映す長回しカットが
始まったかと思えば、
前から向かってくる映し方に変わった。
監督のセンス
こいつが犯人だ〜🥲
生徒達はずっと無防備だった。
犯人達は同世代の少年だった。
でも彼らの空間はずっと狭くて、
安全そうな部屋で、
車の後部座席(画面手前)は銃が積まれていいて、
なんだか犯人視点の時だけは
視聴者に不安を感じさせない画面作りだった。
この子達は死なないだろうなという
嫌な確信感。
こういう対比もセンス良い〜
この監督の作品、もっと観たいな。