『パンとスープとネコ日和』と小林聡美さんが大好きで、『かもめ食堂』『めがね』を観て、ようやくこちらを観賞。
時間がゆっくりと流れるチェンマイのゲストハウスの素敵なこと！
鳥の声やプールの水の音、風を感じながらのんびり過ごし、市場へ買い出しに行って作る料理も格別でしょう。
欲を言えばもう少し料理を作るシーンや、料理自体の画がほしかった。
そんな背景は素晴らしいのだが、
小林さん演じる母親の生き方には共感できず。娘を置いて(捨てて？)自分の母親に任せて、ただ行きたいからと単身タイヘ旅立っちゃうって、人間自分本位にやりたいことだけやって生きられたらそりゃ楽でしょう。
大切であろう家族の気持ちは無視でよかったのだろうか。
母親と向き合おうとする娘との会話もサラッと受け流した感じで、そんなんでいいのか？？と疑問に思った。
その素敵なゲストハウスもゲストが来ている様子もなく、生活成り立ってる不思議。
その辺りをもう少し掘り下げてほしかったな。
それでも、コムローイと揚げバナナは経験してみたい！！
