スイ

ミラノ、愛に生きるのスイのレビュー・感想・評価

ミラノ、愛に生きる(2009年製作の映画)
3.2
欲を抑えていたある夫人がとある男性に出会った事で開放した結果起こった話。
監督であるルカ・グァダニーノが「ミラノ、愛に生きる」と「胸騒ぎのシチリア」と「君の名前で僕を呼んで」を欲望三部作と言ってたので気になってようやく鑑賞。
個人的に、3作品の中で一番欲望だったかも。
正直後半からのラストまでが意外だったけど前半よりそこの方が好き。
前半とか見てる限り旦那さん、奥さんの事もう如何でもいいでしょとか思ってたら後半のやり取りで違うんだ…と分かるしあれって突き放したより奥さんの望んでるのを尊重したんだろうなあって個人的に思った。
そこからのラストの今までゆっくりしてたのもあってだけど加速していくスピードが寧ろ好き。
あのあとのある種の希望まで見えてくる。
あと、個人的にプール落ちたから、え、まじかってびっくりした…。
そういう事になるとは思ってなかったし、この後よくある不倫物の感じなんだろうなあとか思ったらだったから尚の事だった…。
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