このレビューはネタバレを含みます
大家族って面倒そう、けど、いいなぁって少し思った。
気弱な主人公が世界を守る。
格闘あり、賭け事あり、ITあり、数学あり、人の繋がりあり、家族あり、歴史あり、スポーツあり、恋愛あり。
これだね盛り沢山の内容をよく纏めあげ、2時間に繋げたなと。監督、脚本の方の豊富な知見と発想に驚く。
『バトルフィールド以外でも、接触判定が…』のくだりが、特に個人的には好きな会話。
おばあちゃんが無くなってしまった後に、縁側に並ぶ家族の後ろ姿のシーンがあったが、それがとても静かで、空が美しく印象的だった。作画であれだけ横長にドリーする映像も珍しいなと思った。みんなの背中がとても寂しそうで、魂が抜けてしまったかのように見えた。
荒れた展開で、起伏が激しく、次から次に問題が降り注ぐので、やや見ていて疲れた感覚もあった。
が、とにかく面白かった!