カスクサ

サマーウォーズのカスクサのネタバレレビュー・内容・結末

サマーウォーズ(2009年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

学校と家と画面の中しかシーンは無かったのである意味観やすい構造になっていたのかもしれない。多すぎる家族は把握し切らなくても話はなんとなく解るように出来ていたのでちょうど良いバランス。結局身内で回ってる感じは普通なら世界系のご都合主義っぽくなるけど別の要因が一枚噛んでいたのでそこまででもなくすんなり受け入れられた気もする。主人公も必要最低限のセリフで語られるなど各キャラクターの掘り下げも薄めだったので感情移入はしすぎず、割と群像劇っぽく俯瞰で見れた気もする。もちろん主要なキャラクターが順番に戦っていくので順番に目立つ感じはあったけど。チートっぽい親族もおばあちゃんというか家系で説明がついちゃう感じも上手くできてるな〜と思った。

花札でアカウントを奪い返すなど数字をやりとりする描写はわかりやすかったけど、それ以外のアバターが戦うというのは正直良くわからないし何をもって勝利なのか、防御力って何?みたいな疑問は沢山あった。それはそれでバトル系として見るとワクワクするのかな?とも思ったので、そう言うやつだと思えば感情移入できるのかもしれない。

何はともあれおばあちゃん獅子座っぽくて良かった。あんな風に生きていきたいと思う。
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