BK477

ドラえもん のび太と夢幻三剣士のBK477のレビュー・感想・評価

3.9
さりげなくネトフリにあったので久しぶりに視聴。
ドラえもんはもう20年ぐらい見てないが、90年代はまだ市民会館や百貨店のミニシアター等でよく子供向けの上映があったように思う。

改めて見ると、夢と現実の境界という、子供向けにしてはやや難しい脚本。現実が夢に侵食されるという恐怖感は、子供の頃はあまり気にならなかったように思うが、問題のラストカットやさりげないハリーハウゼンへのオマージュ(カーリー像との剣戟)は大人になってみると気づくなど、色々と発見があった。

今のドラえもんは判らないけど、しずかちゃんは芯の強があって、
実はかなり勇敢。まさに知恵と勇気が発揮される、最後の決戦の展開はすごく好き。土壇場であの思いつきは中々できるもんじゃない。

サウンド面も、武田鉄矢氏の名曲が光る。
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