ゆき

100歳の少年と12通の手紙のゆきのレビュー・感想・評価

100歳の少年と12通の手紙(2009年製作の映画)
3.8
神様への初めての手紙

死へのカウントダウンを観ているのに、悲壮感ではなく心底暖かくなる物語でした。
最期の日々は1日10歳づつ年を重ねる。
ファンタジーでもあり、現実でもある。
子供ながらに腫れ物にされていることは勘ずくのだ。
貴重な時間を過ごす相手として、ローズを選んだオスカーは人を見る目が抜群。
緩やかながら、自分の在り方を見直させてくれる一作でした。
原作の小説も読んでみたい。

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余命は12日という10歳の少年と宅配ピザの女主人の交流を描く。
ゆき

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