クリント・イーストウッド監督の衝撃作!
公開当時劇場にて鑑賞しました。
貧乏暮らしのマギー(ヒラリー・スワンク)は、一念発起してプロボクサーとして活動を始める。
ロスにある、フランキー・ダン(イーストウッド)のジムを訪ねて、次第にボクサーとして活躍し始めるが、マギーを待っていたのは、あまりにも残酷な未来だった...。
途中まで、『ロッキー』の様なスポ根ものなのかなと思いきや、とある出来事で映画は急転します。
今作のテーマは人間の生命と尊厳です。
あまりにも残酷な結末とは言え、フランキーの下した決断は正しかったのか...。
ヒラリー・スワンクは、女優魂で難役を演じきっています。エディ役のモーガン・フリーマンも好演!
とにかく後半は強烈で、目を背けたくなるシーンもありますが、あまりにも重厚なドラマになっています。衝撃の結末はキリスト教内でかなり物議を醸したそうです。
逆風を振り払いイーストウッドが、監督主演を兼任して撮り上げた作品で、見事にオスカー4部門を制覇!
万人ウケしないと思いますが、イーストウッドの作品では一二を争う作品でした!